ドラゴンボールDAIMA
第11話 デンセツ
12月23日(月)放送分
俳優の藤木直人さんが、13年1月公開の劇場版アニメ「HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター) 緋色の幻影(ファントム・ルージュ)」で、デビューから17年目で初めて声優を務めることが28日、明らかになった。藤木さんが演じるのは、これまで唯一配役が明かされていなかったメーンの敵役「オモカゲ」で、藤木さんは「ドラマや映画では絶対にいわないようなヒール(悪役)っぽいせりふが多く難しかった」と声優初挑戦の感想を語っている。
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藤木さんが演じる「オモカゲ」は、主人公・ゴンの仲間クラピカのいたクルタ族を滅ぼした「幻影旅団」の元メンバー。ゴンたちに執着するヒソカが入団する前のナンバー4にあたり、ほっそりとした体格と銀色の長髪が特徴でどういった能力を持つのかは明かされていないミステリアスなキャラクターだ。
作品関係者によると「オモカゲは大物感と色気のある作品のキーパーソンとして、“意志のある芝居”が要求される難役。藤木さんの幅広い演技力と、声だけでも存在感のあるセクシーな声質は、オモカゲのイメージにぴったりだった」という。
大学時代は週に5誌以上マンガ誌を買うほど大のマンガ好きだったにもかかわらず、大学卒業にあたって「大人になるってどういうことだろう」と考え、“マンガ断ち”をしたという藤木さん。今回のオファーを受け、原作を読み込むだけでなく、収録前に自分で声を吹きこみ、監督に事前確認してもらうなど、周囲も驚く熱の入れようで、しっかり勉強してから収録に臨んだという。
「緋色の幻影」は、原作者の冨樫義博さんが約10年前に描き上げたものの、未公開となっていた“幻のネーム”から構成したオリジナルストーリー。美しい「緋(ひ)の眼」を持つクルタ族の生き残りでもあるクラピカは、自身の「緋の眼」を奪われ重傷を負ってしまう。駆けつけたゴンたちは、クラピカから「緋の眼」を奪ったのがクルタ族の1人だったと聞き、捜査を開始するが、突然現れた幻影旅団から「緋の眼」を奪った犯人は幻影旅団の元メンバーで、ヒソカが入団する前のナンバー4の「オモカゲ」だと聞かされる……というストーリー。なお、“幻のネーム”を基に、冨樫さんがクラピカやクルタ族の過去を描いた特別読み切り「クラピカ追憶編」が、12月3日発売の新年1号から「週刊少年ジャンプ」(集英社)に2週連続で掲載されることが決まっている。
また、クラピカの親友で原作でも描かれているクルタ族の少年「パイロ」役の声を川島海荷さんが務めるほか、シリーズの大ファンという人気デュオの「ゆず」が、ヒャダイン名義でのアーティスト活動も行う前山田健一さんと初の“3者共作”で主題歌の「REASON」を手がけることでも話題を集めている。13年1月12日から全国で公開予定。(毎日新聞デジタル)
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