ミッツ・マングローブ:「不幸や罪は魅力」酒井法子復帰に独自見解

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 女装家のミッツ・マングローブさんが29日、東京都内で行われた映画「ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館」のプレミアイベントに登場。報道陣から24日に復帰会見を行った女優の酒井法子さんについて聞かれると「いいじゃん、のりピーがやるっつってんだから、やればいいじゃん」と投げやりに答えて怒りつつも、舞台に関しては「どうでしょうね~。不幸とか罪とかは、色気とかの魅力になりうることもありますから、そういう意味では何か変わるかも」と独自の意見を語っていた。

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 映画にちなんで亡霊の“黒衣の女”にふんしたミッツさんは、「可愛い!」という客席の声援にも「うっせぇよ」と毒づき、「着せられてます。コスプレは恥ずかしいんです……」と照れていたが、イベント後に大ファンだというガールズバンド「プリンセス プリンセス」が、大みそかの「第63回NHK紅白歌合戦」に出場することについて聞かれると、「私が言うことじゃないけれど、ありがとうございます!」と目を輝かせた。

 ミッツさんは「(大好きな)プリプリのこと、こんな格好で話したくない~」と言いながらも、「話すと2時間くらいかかっちゃう。軽々しくコメントできるほど軽々しいファンじゃない」と熱を込めた。「相当練習されたみたいだし、こだわりが半端ない。鬼気迫る感じでした……」と、武道館での再結成ライブを振り返ったが、肝心の紅白については会場に行けないといい、「そんなに暇だと思います?! この1週間、見に行けなくて意気消沈してるんだから!」と記者に詰め寄って肩を落とした。

 映画「ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館」は、英国人気作家スーザン・ヒルの「黒衣の女 ある亡霊の物語」のベストセラー小説を原作に、「ハリー・ポッター」シリーズのハリー役で人気を博したダニエル・ラドクリフさんが主演したホラー。イベントには、同映画のイメージソング「G.G.」を担当する4人組ロックバンド「MUCC(ムック)」も登場。プロモーションビデオのフルバージョンもスクリーンで初披露された。映画は12月1日公開。(毎日新聞デジタル)

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