東京都内で5日、「2013ユニチカマスコットガール」発表会が行われ、今回18代目マスコットガールに選ばれた松田莉奈さん(13)と16代目の先輩として祝福に駆けつけた女優の忽那汐里さん(19)が登場した。忽那さんは「ある意味まだ若くて初々しいときにしかできない役目だと思う。まだ何も知らない勢い、笑顔がすごく求められる」とアドバイス。「いろいろ大変だと思うんですけれど、皆さんを勇気づけられるマスコットガールになって」とエールを送った。
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松田さんは「皆さんの期待に応えられるか分からないですけれど、全力でユニチカの素晴らしさを伝えられるように努力したい」と意気込みを語った。16代目として、08~09年の2年間マスコットガールを務めた忽那さんは「一番最初のお仕事だった。14歳くらいのときに務めさせていただいたのですが、なかなか会社に行って直接ごあいさつさせていただけることってない」と振り返り、松田さんには「私のときのスタッフさんもいらっしゃるので、安心してお仕事できるんじゃないかな」とフォローした。記者から芸能界の心得を求められると「私も未熟者なんですけれど……」と困りながらも、「いい意味で(2人の所属事務所の)オスカーって厳しい。人生経験を持っている先輩方の姿を見て。勉強になると思います」と語っていた。
「ユニチカマスコットガール」は、73年に初代の風吹ジュンさんから始まり、素材メーカーの同社とユーザーを結ぶ親しみのある存在として、コンセプトである「明るさ」や「さわやかさ」「親しみやすさ」「可能性」といったイメージを体現する「若く将来性のある少女」が歴代務めている。今回は、女優の米倉涼子さんや上戸彩さん、武井咲さんらを輩出した「第13回全日本国民的美少女コンテスト」とコラボレートして、同コンテストの応募者10万2564人の中から、18代目として松田さんが選ばれた。
松田さんは、8月に行われた「第13回全日本国民的美少女コンテスト」のファイナリストで、福岡県出身の中学1年生。今回がデビューとなり、今後は同社の顔として、13年のカレンダーに登場、展示会などのイベントに参加するなど活動していく。(毎日新聞デジタル)