異なる仮面ライダーが作品の枠を超えて集結する「MOVIE大戦」最新作の「仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦 アルティメイタム」(坂本浩一監督)が8日に公開された。第4弾となる本作は、魔法を駆使して戦う「ウィザード」と宇宙がテーマの「フォーゼ」が、人類を滅ぼそうとする未知の強敵に協力して立ち向かう。「美少女仮面ポワトリン」や「イナズマン」といった、仮面ライダーと同じく石ノ森章太郎が生み出した往年のキャラクターが参戦するのも話題となっている。
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数千年前に人類に地底へと追いやられた「アクマイザー」の3人、ザタン(声・デーモン閣下)、イール(声・関智一さん)、ガーラ(声・三ツ矢雄二さん)が地上によみがえり、人間の精神世界(アンダーワールド)の魔力を使い、仮面ライダーが倒してきた怪人を次々と復活させ地上征服計画が動き出す……というのが本筋の物語。“フォーゼ編”では、最後の戦いから5年がたち、教師となった如月弦太朗(福士蒼汰さん)が受け持つクラスに超能力を持つ生徒が現れる。そのリーダー格の風田三郎(須賀健太さん)はサナギマンへと姿を変え、仮面ライダーフォーゼと戦う。“ウィザード編”では、誘拐されたゲートを捜すうちに遭遇したアクマイザーを追い、操真晴人(白石隼也さん)たちはアンダーワールドへ。そこで美少女仮面ポワトリンと名乗る上村優(入来茉里さん)と出会う。晴人は現実世界へ戻りたくない彼女を説得する……という展開。二つの物語はクロスオーバーし終幕へと向かう。
全体のプロローグで幕を開け、異なる物語がクライマックスで一つになるテンポのよさはシリーズを通して健在。8人のライダーにイナズマンやポワトリンらの共演は、新旧特撮ファンのどちらも喜ばせる。バイクVS装甲車をはじめ、激しいバトルの連続やコンピューターグラフィックス(CG)の融合など、映像表現も秀逸で、一瞬たりとも目を離せない。また結末ですべての伏線が明かされたとき、爽快感に包まれながら、思わずニヤッとしてしまうことだろう。8日から新宿バルト9(東京都新宿区)ほか全国で公開。(遠藤政樹/毎日新聞デジタル)
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