SCE:PS3そっくりの重箱 伝統工芸と先端技術を駆使

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 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の家庭用ゲーム機「プレイステーション(PS)3」にそっくりの重箱が14日、公開された。京都の職人の手による伝統工芸とレーザー加工技術を駆使しており、「PS3」のロゴも刻まれている。

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 重箱は二重で、縦23センチ、横29センチ、高さは約14センチ。PS3と縦横の長さはほぼ同じで、厚みがある。材料は杉で、天板の部分はレーザーで0.1ミリ単位の削り出しを行った。漆はを何層にも塗り、天板の上の部分はざらつきのある和紙を利用した「一貫塗り」という技法を用い、前面の「PS」のロゴマークには銀箔(ぎんぱく)を使った。

 スクウェア・エニックスの人気ゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズと、コナミデジタルエンタテインメントの「メタルギア」シリーズの生誕25周年記念した企画「究極のキャラ弁」の一環で制作された。一般の販売予定はない。

 18日には、この重箱に、お米の日本一コンテストで最優秀賞に輝いた「土佐 天空の郷 ヒノヒカリ」や、1個500円する埼玉県秩父の超高級品卵「輝」など高級素材を駆使して作った「キャラ弁」を詰めて公開される予定。(毎日新聞デジタル)

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