女子レスリングの吉田沙保里選手が21日、東京都内で行われた2020年オリンピック・パラリンピック東京招致の新プロモーション「楽しい公約プロジェクト」発表会に出席。招致アンバサダーに起用された吉田選手は、「私、吉田沙保里は東京招致できたら、8年後、止められても出ます!」と公約を発表し、目標を聞かれると「もちろん金メダルです!」と力強く語った。
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吉田選手は、「20年まで現役を続行するのか」との質問には、「それはちょっとわからないですけど。(東京五輪が)決まれば、8年間の間に結婚とか子供を産んだりするかもしれないですけど。引退してたら復活して出たいなと思います」と説明。「出るからには金メダルを取りたい。38歳の年、誕生日はまだなので37歳なので、できないことはないと思うので、みなさんに感動を与えたいなと思います」と思いを明かした。
この日の発表会では、東京招致のオフィシャルパートナーとしてヤフーとグリーが協賛し、両社共同の国内プロモーション「楽しい公約プロジェクト」を開始することを発表。両社が共同で特別サイトを開設し、吉田選手をはじめとする五輪の日本代表選手や、テリー伊藤さん、ダウンタウンの浜田雅功さんといった有名人らが20年の東京招致達成に願いを込めた楽しい公約を掲げる。
特設サイトはPC、スマホ、携帯電話から閲覧可能で、SNSの「グリー」をはじめ、ツイッターやフェイスブックを通じて公約への賛同を表現したり、サイト内でオリジナルの公約を作成して投稿するなどして、招致活動を応援できる。携帯電話からは一部のみ閲覧可能で、投稿はできない。なお、同プロジェクトの開始に伴い、26日からは街頭、交通、新聞広告なども大々的に展開していく。
発表会には、ヤフーの宮坂学社長、グリーの田中良和社長、招致委員会の竹田恒和理事長も出席した。(毎日新聞デジタル)