ダイアナ・ヴリーランド:カリスマ編集者を描いた映画 赤色ファッションで割引

映画「ダイアナ・ヴリーランド 伝説のファッショニスタ」のメーンビジュアル (c)Portrait of Diana Vreeland by Horst P.Horst:Horst P.Horst,1979,(c)Estate of Horst P. Horst/Art+Commerce.
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映画「ダイアナ・ヴリーランド 伝説のファッショニスタ」のメーンビジュアル (c)Portrait of Diana Vreeland by Horst P.Horst:Horst P.Horst,1979,(c)Estate of Horst P. Horst/Art+Commerce.

 20世紀のファッションをリードした伝説の女性編集者ダイアナ・ヴリーランドの生涯を描いたドキュメンタリー映画「ダイアナ・ヴリーランド 伝説のファッショニスタ」を上映している東京・渋谷の映画館「シネマライズ」では、5、6日の2日間、ダイアナのイメージカラーである赤を取り入れたファッションで来場した人を対象に割引サービスを実施する。服や靴、帽子、ネイルなどに赤を取り入れたファッションで来場すると通常1800円のところ、1000円で入場できる。

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 ダイアナは、1940~50年代に米ファッション誌「ハーパース・バザー」のカリスマ編集者として革新的な誌面を作り続け、60年代には「ヴォーグ」編集長としてモデルのツィギーさんを起用し、ミニスカートをはやらせ、今や靴のデザイナーとして有名なマノロ・ブラニクさんに靴作りを勧めるなど、新たなファッションの可能性を引き出してきた。また、「いい人生は一つだけ。自ら望み、自ら作る」、「スタイルこそすべて。まさに生き方。スタイルなしじゃ価値がない」など数々の名言を残している。

 同作は、ダイアナの孫の嫁であるリサ・インモルディーノ・ヴリーランドさんが監督を務め、ダイアナ自身が「地獄の庭」と呼んで愛した真っ赤なリビングルームで生前に受けたインタビューを基に貴重なアーカイブ画像や親族へのインタビューを織り交ぜて彼女の生涯を描いている。シネマライズをはじめ全国で順次公開。(毎日新聞デジタル)

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