さくらももこ:坂本冬美、宮沢和史と異色ユニットで“歌手デビュー”

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 「ちびまる子ちゃん」で知られるマンガ家のさくらももこさんが、歌手の坂本冬美さん、「THE BOOM」ボーカルの宮沢和史さんと異色ユニット「坂本冬美 with M2(エムツー)」を結成し、“歌手デビュー”することが明らかになった。自ら作詞し、宮沢さんが作曲した「花はただ咲く」(2月20日発売)を坂本さんが歌い、コーラスとして参加した。さくらさんは「宮沢さんと冬美ちゃんに出会えて、本当にすばらしい歌が誕生しました。とてもうれしいです」とコメントしている。

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 12年8月にさくらさんが「曲ができあがったときに、これは冬美さんに歌ってほしいと思った」と書いた手紙と、同曲のデモCDを坂本さんに送ったことがユニット結成のきっかけ。曲を聞いた坂本さんは「とても良い曲」と感動し、初対面となった12年12月中旬のレコーディングで、「せっかくなので一緒に歌いましょう」と提案。さくらさんと宮沢さんがコーラスで参加し、さくらさんの“歌手デビュー”が決定した。

 ユニット名「坂本冬美 with M2」は、「宮沢」「ももこ」の頭文字をとって、さくらさんが命名した。さくらさんは、CDジャケットのデザインを担当したほか、坂本さんの衣装となる着物のデザインも手がけた。

 ユニットを結成するのは、歌手の細野晴臣さんや故・忌野清志郎さんと結成した「HIS」以来22年ぶりという坂本さんは、「さくらさんと宮沢さんに、すてきな歌をプレゼントしていただきました。さまざまな方の心に響くよう、明るく楽しく歌わせていただきます」とコメント。宮沢さんは、「さくらももこさんの素晴らしい歌詞、そして、坂本冬美さんのすてきな歌声……この出会いに感謝です。自分にとってもいろいろな場面で歌っていきたい大切な曲です」とアピールしている。(毎日新聞デジタル)

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