注目アニメ紹介:「戦勇。」 ニコニコ静画発の勇者と戦士のギャグファンタジー

(C)春原ロビンソン/戦勇。製作委員会
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(C)春原ロビンソン/戦勇。製作委員会

 新米勇者のアルバと王宮戦士ロスの魔王討伐の旅を描くギャグファンタジー「戦勇。」が8日、テレビ東京でスタートする。原作は春原ロビンソンさんが電子書籍配信サービス「ニコニコ静画」で連載中の人気ウェブマンガで、月刊マンガ誌「ジャンプSQ.(スクエア)」(集英社)でも連載されている。

ウナギノボリ

 恐怖の魔王ルキメデスが勇者によって封印されてから1000年。平和な時代が続いた世界で、ある日突然に穴が開き、同時に魔物たちが現れた。魔王が復活したと判断した王は、勇者の子孫を派遣することを決意するが、その数なんと75人。すでに誰が子孫か分からなくなっていたが、王は真の勇者の称号と莫大(ばくだい)な富の褒美を条件に、彼らを送り出す。

 こうして勇者の一人・アルバとお付きの戦士ロスは、魔王討伐の旅に出ることになるが、駆け出しの新米勇者アルバは弱いスライムにさえ大苦戦し、味方のロスになぜか殺されそうになる。剣とツッコミの腕を磨くアルバと、ひたすらボケ倒すロス。そんな2人の珍道中は、魔族の少女・ルキたちとの出会いにより、思わぬ方向に進んでいくことになる。

 声優は、アルバ役が「神のみぞ知るセカイ」の下野紘さん、ロス役が「氷菓」の中村悠一さん。アニメ「かんなぎ」を手がけたことで知られる山本寛(ゆたか)さんが監督を務め、アニメーション制作はOVA版「ブラック★ロックシューター」などのOrdetとLIDENFILMSが担当する。動画配信サイト「ニコニコ動画」でも配信される。

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