元横綱・若貴兄弟の母でタレントの藤田紀子さんが13日、横浜市西区の日産 グローバル本社ギャラリーで、ラジオ番組「NISSAN あ、安部礼司~beyond the average~」の公開イベントに参加。20年前をテーマにしたイベントで、20年前の92年には、藤田さんの次男で現・貴乃花親方が女優の宮沢りえさんとの婚約を発表し、解消したことを振り返り、「あっという間に終わっちゃったんですけど……」と苦笑しつつ、「結婚してもらえたらうれしかったけど、悪いことは忘れるの。お互いに幸せになってたらいいことだから」と振り返っていた。
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また、昨年熱愛がうわさされたお笑いコンビ「ピース」の綾部祐二さんについて聞かれ、「どうしてもそっちに持っていきたいんですね」とあきれ顔だったものの、恋愛については「いつでも、そういうチャンスがあれば」と前向き。実際、何かあるのかと問われると「うん、ある!……ない。フフ」といたずら顔で笑い、「今年も何か提供できたら。期待しててください」と含みを持たせていた。
「NISSAN あ、安部礼司~beyond the average~」は、71年生まれの平均サラリーマン「安部礼司」が社会の荒波にもまれながら成長していく日常の一場面を、団塊ジュニアを中心とする世代が“ツボ”だと感じる80~90年代を中心に流行した曲とともに描くコメディーラジオドラマ。06年4月から、TOKYO FMで放送されている。
イベントは「NISSAN あ、安部礼司 フェスティバル 2013(あべフェス)」と題して12、13の両日に開かれたもので、成人の日を前に“40歳”を対象にした「2度目の成人式」が行われ、約100人の振り袖や羽織はかま、タキシード姿の男女が集結。今年度の新成人が誕生した92年の世相や流行を懐かしむ仕掛けが用意され、72年生まれで当時20歳だった登場人物のエリートサラリーマン・刈谷勇の当時を姿を、「平成の御三家」と呼ばれた加勢大周さん、織田裕二さん、吉田栄作さんの顔の特徴を組み合わせて再現“した人形「クローン刈谷くん」などが登場した。 (毎日新聞デジタル)