お笑い芸人のスギちゃんが21日、東京都内で行われたグリコ乳業の「プッチンプリン ギネス世界記録認定授賞式」に登場。最近ワイルドに限界を感じているというスギちゃんは「行き詰まっているどころじゃない。“呼吸困難”になってます」と苦笑い。映画やドラマへ出演など、活動の幅を広げていきたいと語り、「(どの方向に行きたい?)役者です。役者は台本で決まっているじゃないですか。(お笑いは)何いっていいかわからない」と方向性に迷いを見せていた。
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また、「去年は年末まで持つかとかいわれてましたけど、年明けちゃったら、どうすれば? 『夏まで持つか』みたいな雰囲気にします。本当にどうしていいかわからない(笑い)」と苦悩を告白。役者への転職を希望するスギちゃんに、記者がお笑いを捨てるのかと指摘すると「お笑いは捨てない。ワイルドも。一つも」と釈明していた。
「プッチンプリン」は、72年から発売されている同社のロングセラー商品で、昨年発売から40周年を迎え、シリーズ累計で販売51億個を突破。このほど、世界一売れているプリンとしてギネス世界記録に認定され、同日、ギネス世界記録認定書の授与式が行われた。今回スギちゃんは、“世界一”となった「プッチンプリン」を祝福するため、会場に駆けつけた。
40年ヒットし続けるロングセラーの商品にあやかろうと、ギネス世界記録認定を記念して作られた「プッチンプリン記念碑」に、ヒット祈願したスギちゃんは、先日のイベントで脅威を感じていると明かした現在ブレーク中のお笑い芸人「キンタロー。」さんについて、「出て当たり前。それが続くかですよ。私はワイルドで1年持ったもんね。2年目だもんね!」とブレークした先輩として上から目線でアドバイスするも、「(キンタロー。さんを)つぶそうとは思ってない。乗っかりたい」と便乗を期待し、笑いを誘った。(毎日新聞デジタル)