映画興行成績:「テッド」が首位に返り咲き 板野卒業発表のAKB48最新映画は10位

映画「テッド」の1シーン (C) 2012 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
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映画「テッド」の1シーン (C) 2012 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.

 4日に発表された2、3日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、毒舌の中年テディベアが主人公の米映画「テッド」が、前週比90%という好成績をあげ、公開3週目で前週2位から首位に返り咲いた。累計動員も100万人を突破し、累計の興行収入は20億円突破目前となっている。

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 1日に公開された米俳優のトム・クルーズさんの最新主演映画「アウトロー」は2位に初登場。土日2日間の成績は、全国321スクリーンで動員数が約18万7400人、興行収入は約2億2800万円。3日間で約27万8900人を動員、興行収入約3億2000万円となり、好スタートを切った。

 新作では、宮崎あおいさんと向井理さん主演で映画化した「きいろいゾウ」が初登場7位。土日2日間の成績は、全国236スクリーンで約6万3700人を動員し、興行収入は約8550万円となった。板野友美さんがグループを卒業することを劇中で告白し、話題を集めたアイドルグループ「AKB48」の最新ドキュメンタリー映画「DOCUMENTARY OF AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女たちは涙の後に何を見る?」は、初登場10位にランクインした。

 「アウトロー」は、クルーズさんが演じる米軍の元秘密捜査官で、正義のためなら手段を選ばないアウトローなヒーロー“ジャック・リーチャー”の活躍を描くアクションサスペンス。「ミッション:インポッシブル(M:I)」シリーズでおなじみのクルーズさんが、新たなシリーズとしてスタートさせたもので、英作家リー・チャイルドさんによる小説「ジャック・リーチャー」シリーズを原作に、「ユージュアル・サスペクツ」(95年)の脚本家として知られるクリストファー・マッカリーさんが監督、脚本、脚色を担当し、映像化した。

 「きいろいゾウ」は、お互いを「ムコさん」「ツマ」と呼び合う夫婦の愛を丁寧に描いた西加奈子さんの同名小説が原作。天真爛漫(らんまん)な“ツマ”と売れない小説家の“ムコ”は、片田舎にやってきて、幸せに暮らしていたが、ムコ宛ての一通の手紙をきっかけに二人の関係は少しずつずれていく……というラブストーリー。AKB48の最新ドキュメンタリーは、前田敦子さんの卒業公演や東京ドーム公演の舞台裏に密着し、前田さん卒業後の熾烈(しれつ)なセンター争いや、恋愛禁止条例、メンバー間格差などを赤裸々に映し出している。(毎日新聞デジタル)

1位 テッド

2位 アウトロー

3位 ストロベリーナイト

4位 ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日

5位 レ・ミゼラブル

6位 東京家族

7位 きいろいゾウ

8位 ONE PIECE FILM Z

9位 特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE

10位 DOCUMENTARY OF AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女たちは涙の後に何を見る?

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