高橋愛:初のラブシーンに顔真っ赤「恥ずかしい!」

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 元「モーニング娘。」の高橋愛さんが出演するミュージカル「ウェディング・シンガー」が1日に初日を迎え、日比谷シアタークリエ(東京都千代田区)で本番直前の公開げいこ前の取材に応じた。劇中で初のラブシーンがあるという高橋さんは「女優さんとしては必要なことなんだろうな」とビジネスライクな感想を答えたが、相手役で主演の井上芳雄さんから「最初に(ラブシーンで)顔を近づけたとき、『恥ずかしい!』ってなった」と、練習風景を明かされ、「顔が真っ赤になっちゃったんですよ~」とあわてて説明した。

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 公開げいこ前の取材には、高橋さんと井上さんのほか、大澄賢也さん、新納慎也(にいろ・しんや)さん、吉野圭吾さんら出演者が登場した。高橋さんは「皆さん個性が強くて面白い方ばかり、みんなムードメーカーです。練習は何か、部活みたい」とチームワークの良さを語った。ラブシーンについては「(前のミュージカルで演じた)ヴァンパイア役での口づけはかみつくシーンだったので、まともなのは初めて」と笑顔で話し、井上さんは「初の相手役が僕で申し訳ない。練習で恥ずかしがられたので、僕も恥ずかしくなっちゃった」と振り返った。

 1月23日に女優の岡千絵さんと結婚した大澄さんは「『観ると結婚したくなる』がテーマのミュージカル、3回目にして結婚しました。皆さんも結婚したくなってください」と取材を通してファンに報告。役柄になりきって「バッチグーだよ!」とポーズを決めた。共演者に祝福されるとしきりに照れて「ありがとうございます。幸せです」と答えた。井上さんは「練習してたら結婚したくなっちゃった?」と大澄さんをからかいつつ「このミュージカルの力です。ありったけの幸せを皆さんに届けたい」とアピールしていた。

 「ウェディング・シンガー」は、結婚をテーマにしたミュージカル・コメディーの決定版で、日本では08年に初演され、今回が3回目でファイナルステージとなる。アメリカ・ニュージャージー州の結婚式場で働くウエディング・バンドマンのロビー(井上さん)は、自身の結婚式当日に婚約者から式をドタキャンされて茫然(ぼうぜん)自失。一方、同じ式場で働くウエートレスのジュリア(高橋さん)は、リッチな恋人・グレン(大澄さん)からプロポーズされる。失意のロビーは仲間に励まされて何とか復活したが、結婚式でのパフォーマンスに失敗。ジュリアに優しく慰められ、気づかないうちに引かれ合う2人だが、ジュリアにはグレンがいて、ロビーにはドタキャン花嫁が復縁を迫ってくる。2人の思いは通じ合うのか……という物語。ミュージカルは、日比谷シアタークリエで20日まで公演。(毎日新聞デジタル)

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