あだち充:大泉洋エッセーで初の書籍装画を担当

エッセーの装画を手がけたあだち充さん(右)と対談する大泉洋さん
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エッセーの装画を手がけたあだち充さん(右)と対談する大泉洋さん

 「タッチ」などで知られる人気漫画家・あだち充さんが、俳優の大泉洋さんのエッセー「大泉エッセイ ~僕が綴った16年」(メディアファクトリー、4月19日発売)の表紙の装画を手がけることが5日、明らかになった。あだちさんが書籍の装画を手がけるのは初めてで、大泉さんがあだちさんのファンだったことからコラボレーションが実現したという。

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 あだちさんは、大泉さんについて「『ズルイ人だ』と思いますね。一瞬で『忘れられない』存在感ありますから。装画はプレッシャーばかりかけられて、描きにくくってしょうがないですね(笑い)。どんなものができても文句を言わないように!」とコメント。大泉さんは「あだちさんは僕の青春時代を支えてくれた方。どれだけ先生の描いた作品の世界に憧れたか分かりません! そのあだち先生に自分を描いてもらえるというのは、この上ない喜びと同時に、ほかのファンの方に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と喜んでいる。

 また、4月6日発売の雑誌「ダ・ヴィンチ」(メディアファクトリー)では、あだちさんと大泉さんの対談を掲載。大泉さんは、あだちさんとの対談を終えた感想を「あだち先生は作品のイメージと違って、粋でバンカラな感じで、対談では『悪いか、バカやろう!』なんて僕にツッコミを入れてくださり、感動しました(笑い)」と話している。

 「大泉エッセイ ~僕が綴った16年」は、「北海道じゃらん」(リクルート北海道)など雑誌3誌で97~05年に連載されたエッセーをまとめた書籍。大泉さんが人気番組「水曜どうでしょう」(北海道テレビ)の裏話や自身が所属する演劇ユニット「TEAM NACS」、家族などについてつづる。全352ページで価格は1365円。(毎日新聞デジタル)

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