Kalafina:“聖地”でのデビュー5周年ライブを語る 13日WOWOWで放送

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 デビュー5周年を迎えた女性3人組ボーカルグループ「Kalafina(カラフィナ)」が1月23日に「Shibuya O−EAST」(東京都渋谷区)で開催したライブ「Kalafina 5th Anniversary LIVE “oblivious”」の模様が13日、WOWOWで放送される。08年にリリースしたデビュー曲「oblivious」のタイトルを冠し、カラフィナの5年間の軌跡が盛り込まれている同ライブへの思いを聞いた。(毎日新聞デジタル)

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 WOWOWでの放送決定について、Wakanaさんは「たくさんの方に見てもらえる、WOWOWさんに自分たちを知ってもらえているといううれしさがありました」と喜びを語った。Keikoさんも「実家で見ていたWOWOWに、まさか自分たちのライブが映るなんて」と笑顔で話し、Hikaruさんも「ライブを見てもらうと、聴くだけとは違う魅力を感じてもらえる」とうなずいた。

 会場となった「Shibuya O−EAST」は、カラフィナにとって初めてワンマンライブをした会場で“聖地”ともいえる場所。Hikaruさんは「会場に思い入れがあるからか、届けている音楽が伝わっているとより強く実感できる場所。節目のライブはO−EASTでやらせてもらっていて、お客さんの顔が一番に浮かぶ」と語った。Keikoさんは「ファンにライブの空気を作ってもらえるような近い場所なので、毎回行きたいね、戻りたいねと名前が挙がる」といい、「私たちにとって帰ってこられるライブハウスがあるのはすごく幸せなことですよね。 O−EASTといえばカラフィナとなるように、続けていきたい」と展望を語った。

 5周年を迎えたことについて、サウンドプロデューサーで作曲家の梶浦由記さんから「『初期のころより、つながっている曲が多い。3人いなきゃダメなんだ』って言ってくださった」とHikaruさんが明かすと、Wakanaさんも「『自分が手がけたアーティストがここまで長くやってくれるのはうれしい』とおっしゃっていた。楽曲以外でもたくさんのものをいただいている。私たちが悩んでいると、答えをくれるんじゃなくて、考えた上での結果も見てくれて、勉強させていただいている」と感謝する。そして「これだけ歌詞という言葉をくださっているのに、アドバイスがほしいと思ってしまう。すごく偉大な存在。これからももっと言葉をください」とメッセージを送った。

 今回放送されるライブについて、Wakanaさんは「思い出の場所でもあるんですが、原点回帰。最初の場所でもう一度スタートするという気持ちでやらせてもらった」と振り返り、「5歳になった自分たちを見せられる特別なライブなんだと思うことができて、3人でドキドキしながら舞台に立った。あの日の私たちの姿は、すべてが見どころ。他のライブとは違う特別な時間でした」と熱く語った。

 Keikoさんは「3人で時間を共有してやってきたからこその曲『ひかりふる』を歌った瞬間は、ピンと張り詰めた空気が流れた気がした。それを感じてほしい」と話した。Hikaruさんは「楽曲の大きな世界観をどう表現するか、迫力とかパワーとか、一つ一つのつながりをより感じられるのがライブなので、いろいろ恥ずかしいところもあるけれど、生ものだったあの日の空間を感じてもらえれば」と視聴者に向けてメッセージを送った。番組は13日午後11時からWOWOWライブで放送する。

 <プロフィル>

 カラフィナ。Wakanaさん、Keikoさん、Hikaruさんの3人による女性ボーカルユニットで、映画からテレビアニメまで幅広く活躍する作曲家・梶浦由記さんのサウンドプロデュースのもと、人気アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」や「空の境界」「黒執事」などの主題歌やテーマ曲を担当。米ロサンゼルスで開催された「Anime Expo」やマレーシアでの「ANiME FESTIVAL ASiA」、ドイツの「AnimagiC」など世界各地のアニメイベントにも出演し、人気を集めている。デビュー5年目にあたる今年1月23日に「Kalafina 5th Anniversary LIVE “oblivious”」を開催。3月20日には4枚目のアルバム「Consolation」をリリースする。

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