椎名桔平:カンヌを意識? 原田眞人最新作「RETURN」に自信

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 俳優の椎名桔平さんが14日、主演したオリジナルドラマ「RETURN」(原田眞人監督)のイベントに登場。原田監督が映画「わが母の記」でモントリオール世界映画祭で審査員特別グランプリを受賞したことを受け、椎名さんは「脚本をいただいた段階からラストのシーンが変わった。このエンディングはカンヌ(映画祭)用に作ったからって」と制作の舞台裏を明かした。

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 「RETURN」は、はずみで暴力団関係の若社長を殺してしまったことから逃亡者となった男が、ある悪徳実業家の殺しを強要されたことから次第に闇社会に染まっていくバイオレンスアクション。主演は椎名桔平さんで、共演は水川あさみさん、土屋アンナさん、山本裕典さんら。スマートフォン向けアプリ「UULA(ウーラ)」で配信。1話14分で全8話(第1話は無料配信)。また、映画版が今夏に公開される。

 イベントは「UULAナイト!」と題して1000人の観客を招いてライブハウス「ZEPP TOKYO」(東京江東区)で開催され、椎名さんのほか、水川さん、土屋さんといったキャスト陣や、主題歌「CHANCE」を手がけた音楽ユニット「m-flo」も登場。原田監督は、バイオレンスアクションとなった「RETURN」について、「『わが母の記』を見た人はびっくりすると思う」と語りつつも、映画公開も決まっていることから「世界を狙っている作品。出演者の演技もすごくいい」と胸を張った。(毎日新聞デジタル)

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