マンガ新連載:「NOBELU−演−」 「家なき子」野島伸司が描く子役たちの過酷な現実

「週刊少年サンデー」(小学館)で連載がスタートした野島伸司さんが原作を書き下ろしたマンガ「NOBELU−演−」のイラスト
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「週刊少年サンデー」(小学館)で連載がスタートした野島伸司さんが原作を書き下ろしたマンガ「NOBELU−演−」のイラスト

 雑誌で連載が始まった注目作を取り上げる「マンガ新連載」。ドラマ「高校教師」「未成年」「聖者の行進」などで知られる脚本家の野島伸司さんが初めて原作を書き下ろした「NOBELU−演−」が19日発売の少年マンガ誌「週刊少年サンデー」(小学館)16号で始まった。

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 空前の子役ブームを背景に、貧しい暮らしから抜け出すため、生きるため「演じる」ことを義務づけられた主人公・波田ノベルらを通して、芸能界や子役の真実に迫る衝撃作。第1話では、ノベルが子役の世界に足を踏み入れる経緯と、その後に待っていた過酷な現実が描かれている。(毎日新聞デジタル)

 ◇少年サンデー編集部 萩原啓佑さん

 作画を担当する吉田譲さんは、この作品の原作に目を通した時「これを少年誌でやっていいんですか……?」と聞きました。同時に、「描くのがすごく楽しみです」と目を輝かせました。はっきり言って、この作品の内容は少年誌という枠を超えているかもしれません。それだけ衝撃的に、幼いながらも「他の誰かを演じる」世界で生きる少年たちの心が描かれています。

 「家なき子」「未成年」など数々のテレビドラマの脚本を手がけ、役者の世界に触れてきた野島伸司さんだからこそ描けた物語。主人公・ノベルをはじめ過酷な運命に生きるキャラクターたちとともに笑い泣き、また、彼らを応援していただけたら幸いです。

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