園子温監督:マンガ「TOKYO TRIBE2」を映画化 YouTubeで公開オーディション実施

園子温監督による映画化が決まった「TOKYO TRIBE2」(C)SANTASTIC!ENTERTAINMENT 2013
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園子温監督による映画化が決まった「TOKYO TRIBE2」(C)SANTASTIC!ENTERTAINMENT 2013

 「冷たい熱帯魚」「恋の罪」「ヒミズ」などで知られる園子温監督が、井上三太さんの人気マンガ「TOKYO TRIBE2」を実写映画化することが27日、明らかになった。タイトルは「TOKYO TRIBE」で今夏から撮影を開始し、14年公開予定。同作は「園子温の映画に出たいか!?」をキャッチフレーズに、YouTubeで公開オーディションを実施。園監督は「新しい人たちと映画の新しい可能性をこの作品で発見したい」とコメントしている。

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 「TOKYO TRIBE2」(祥伝社)は、架空の街“トーキョー”を舞台に、若者たちの日常を描いた青春マンガ。ストリートギャングたちの抗争を中心に、暴力、犯罪、友情など、ストリートの日常を過激に描写して話題を集めた。園監督は「ストリートギャングたちが大暴れする作品なので、私も大暴れするつもりです」と意気込んでいる。

 原作者の井上さんは「10年くらい映画化したいと温めていて、ついに念願かないました。園子温監督が監督をしてくれるということで、毒×毒のように、園監督の強力にエッジのきいた演出で狂気をはらんだ作品になると思います」と、園監督の演出に期待を寄せている。

 公開オーディションは、自分の動画を撮影し、YouTubeに投稿してエントリーするだけで、動画審査に参加できる。園監督らが選考に参加し、動画審査通過者は書類審査、実技オーディションと進み、オーディション合格者は、同映画への出演とともに、芸能事務所「フロム・ファーストプロダクション」とのマネジメント契約の可能性もあるとしている。(毎日新聞デジタル)

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