ムーディ勝山:「まだまだ売れる!」芸人“再生”に手応え

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 一発屋芸人で結成したお笑いユニット「再生可能ボーイズ」が11日、東京・渋谷のヨシモト∞ホールで開催された「みんなのMAEMUKI駅伝」ムック本出版記念トークイベントに、同駅伝のメーンキャラクターを務めた間寛平さんとともに登場。昨年秋に結成された同ユニットだが、メンバーのムーディ勝山さんは「結構ありがたいことに、喜んでもらったりしてくれるんです。まだまだ売れる!」と宣言。間さんも「ギャグが飽きられてもずっとやれ! 俺が何回『アヘアヘ』言ってると思っているんだ」と、力強くエールを送った。

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 最近の仕事について、天津の木村卓寛さんは、ユニットでの地方営業も増えているといい、「先月の給料は、半分『再生可能ボーイズ』での仕事でした」と、順調に“再生”している様子を明かした。三瓶さんは「11年間休憩して、仕事のありがたみが分かります。まだまだ頑張ります」と感謝。ムーディ勝山さんは「楽屋のケータリングも、ちょっとずつグレードが上がってる。最初は水だけだったのに、今日はサンドイッチもあった」と感激し、「全国どこでも駆けつけるので、営業よろしくお願いします」とカメラに向かって売り込んだ。今後の目標を聞かれると、楽しんごさんは「みんなで武道館でコンサートをやることです!」と即答して、他のメンバーを慌てさせていた。

 「みんなのMAEMUKI駅伝」は、アメリカンホーム保険会社が12年に実施。がんなどの病気やけが、災害などの困難を乗り越えて、前向きに生きようとするランナーが参加した。ムック本「前を向いて走る。あなたの支えがあったから。MAEMUKI駅伝ランナー1,104人のメッセージ」は、129日間日本一周5872キロを駆け抜けた12人のランナーのエピソードを紹介しており、がんを乗り越え、前向きに生きる姿を通じて、前向きの大切さを描いている。

 イベントには、メーンキャラクターの間さん、前向きに頑張る人代表として、ムック本を応援しに来た再生可能ボーイズのレイザーラモンHGさん以外のメンバー4人のほか、芸人でありながらボクシングにも取り組む南海キャンディーズのしずちゃんこと山崎静代さんも登場した。(毎日新聞デジタル)

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