西城秀樹:急がず「気長に」 リハビリの日々報告

1 / 6

 2度の脳梗塞(こうそく)を乗り越えた歌手の西城秀樹さんが11日、東京都内で行われた天然食材のアマニに関するセミナーに特別ゲストとして出席。症状が発生し葛藤があったという西城さんは、「それを受け入れて努力しなきゃいけない。1、2日で治る病気じゃない。年単位ですから。気長にやらないと」と回復に向け前向きな姿勢を見せた。ウオーキングや階段の昇降など、日々リハビリに取り組んでいるといい、「きょう明日で気付くものではない。一年たったら『あー、よくなったな』っていう感じ。自分に待つ心がなければ駄目。できることから始めるのが大事」と自身の経験談を交え、呼びかけた。

ウナギノボリ

 また、再発予防に食事に気をつけているという西城さん。発症前とくらべ、食生活は「180度違った」という。「前は暴飲暴食が多かった。アルコールはボトル2本ぐらい空けてましたから」と話し、「それがいまや、コップ2杯ぐらい。朝はりんごとコーヒーとヨーグルトです」と摂取カロリーを抑えていることを明かした。さらに、最近では食事の盛り方など見た目を美しさにもこだわっているといい、「どうしたら楽しく食べられるかというのを考えた。病院食、健康食は食べられないというのを捨て去ること。こんなにも楽しく食べられると教えたい」と語っていた。

 今回のセミナーは「アマニセミナー~アマニ油食生活のすすめ~」と題し、日本製粉が開催。アマニとは、亜麻という植物の種子で、欧州では健康に役立つ食品として紀元前から親しまれており、アマニをしぼって作られるアマニ油には、血管疾患のリスクが軽減されるとの報告があるα−リノレン酸が含まれていることから、昨今注目を集めている。セミナーでは、西城さんのトークセッションのほか、東京都リハビリテーション病院の林泰史院長と料理家で管理栄養士の小山浩子さんが対談形式で講演を行った。(毎日新聞デジタル)

写真を見る全 6 枚

芸能 最新記事