注目アニメ紹介:「変態王子と笑わない猫。」 本音しかいえなくなった変態少年の運命は…

「変態王子と笑わない猫。」のビジュアル(C)2013 さがら総・メディアファクトリー/「変猫。」製作委員会
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「変態王子と笑わない猫。」のビジュアル(C)2013 さがら総・メディアファクトリー/「変猫。」製作委員会

 本音しかいえなくなった少年と表情をなくした少女が巻き起こすラブコメディー「変態王子と笑わない猫。」が13日スタートする。原作は、さがら総さん作、カントクさんイラストの「MF文庫J」(メディアファクトリー)のライトノベルだ。

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 高校2年生の横寺陽人(よこでら・ようと)は陸上部に所属し、真面目な活躍から次期部長に指名される。しかし、陽人が陸上部に入ったのは、水泳部の女の子の水着が見られるという不純な動機から。つい建前をいって断れない陽人は、自分がいらないものを他人に渡せる“笑わない猫像”のうわさを聞き、すがる思いで一本杉の丘に向かう。そこで出会ったのは、後輩の少女・筒隠月子(つつかくし・つきこ)。猫像に祈ると、お供えものとともに陽人からは“建前”が、月子からは“本音(表情)”が消えていた。

 女の子のことばかり考えている頭の中が垂れ流しになった陽人は、学校中から“変態王子”と呼ばれることに。そのピンチを救ったのが、クールになった月子だった。2人は元に戻るために、猫像から“建前”を渡された相手を協力して探そうとする。煩悩まみれなのにさわやかな陽人と、無表情の中に豊かな感情が透けて見える月子のユニークなやりとりが見どころだ。

 声優は、横寺陽人役を「アクセル・ワールド」の梶裕貴さん、筒隠月子役を「ヤマノススメ」の小倉唯さんが担当。「あの夏で待ってる」「さくら荘のペットな彼女」のJ.C.STAFFが制作する。放送はTOKYO MX、テレビ愛知ほか。

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