ガシャポン:50~60代女性向けに新機軸 商品に「歌舞伎ハンカチーフ」

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 バンダイは、50~60代の歌舞伎ファンの女性を主なターゲットにしたオリジナル柄のハンカチ「歌舞伎ハンカチーフ」を、自販機専用カプセル商品(ガシャポン)として発売すると発表した。同社は77年にカプセル自販機市場に参入して以来、多彩なキャラクターと豊富なカテゴリーで商品を発売してきたが、その多くが未就学児童や10~20代の男性などをターゲットにしており、50~60代の女性をメインターゲットにするのは今回が初という。

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 歌舞伎ハンカチーフは、歌舞伎の人気演目で使用される隈取(くまどり)と呼ばれる化粧や衣装、小道具をモチーフとしたハンカチ。デザインは松竹の企画・監修によるオリジナルで、「御所桜堀川夜討」の主人公・武蔵坊弁慶とおわさの衣装の柄や色などを組み合わせた「御所桜堀川夜討 弁慶上使」など6種用意している。サイズは27平方センチ、1カプセル1枚入りで、300円。

 自販機の設置場所は、2日に開場した歌舞伎座(東京都中央区)や新橋演舞場(同)、「シネマ歌舞伎」を上映する映画館などの歌舞伎関連施設で、これまでカプセル商品に触れたことのない層へのアピールを目指す。27日から歌舞伎座で先行発売し、5月下旬からそのほかの歌舞伎関連施設で順次発売する。(毎日新聞デジタル)

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