柴咲コウ：コナンの魅力語る　好きなキャラに“コナン”がっかり　

　女優の柴咲コウさんが20日、東京都内で行われた劇場版アニメ「名探偵コナン・絶海の探偵（プライベート・アイ）」の初日舞台あいさつに主要声優や作品のキャラクターたちとともに登場。10代のときからコナンのファンで今作品でゲスト声優を務めた柴咲さんは、「ただただ引き込まれてしまうという感じ。絵も読みやすいですし、起こる事件もすーって物語に入り込む。テレビアニメも大好き」と作品の魅力を語った。ただ、お気に入りのキャラクターが「怪盗キッドと灰原哀」と発表されると、一緒に登壇した“江戸川コナン”はがっかり。柴咲さんは「みんな好きなの。それは当たり前なの」と弁明し、笑いを誘っていた。

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　名探偵コナンは、94年から週刊少年サンデー（小学館）で連載されている青山剛昌さんの人気推理マンガが原作。劇場版最新作は、京都・舞鶴港沖で開催されていた海上自衛隊のイージス艦の体験航海を楽しんでいたコナンたちがイージス艦で起こった殺人事件に巻き込まれる。やがて、コナンは艦内に某国のスパイXが乗り込んでいることを知り、事件には日本全土を揺るがす巨大な陰謀が隠されていたことが分かる……というストーリー。

　舞台あいさつでは、「名探偵コナン」と人気アニメ「ルパン三世」がコラボレートした劇場版アニメ「ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE」が今年12月公開されることも発表された。コナン役の高山みなみさんは「年2回映画は今までなかった、さらに気合入れてがんばらなくっちゃ。赤いおっさんと決着つけたいと思います」と語り、毛利小五郎役の小山力也さんは「峰不二子ちゃんにおもいっきり蹴飛ばされて、どっひゃーってなりたい」とコメント。また、柴咲さんは「未知の世界ですので、ただただ見てみたい。映画館に見に行きます」と期待を寄せた。（毎日新聞デジタル）