渡る世間は鬼ばかり:前後編2時間SPで復活 五月と眞が母子対立

5、6月に前・後編に分けて放送されるドラマ「渡る世間は鬼ばかり」スペシャル版の一場面=TBS提供
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5、6月に前・後編に分けて放送されるドラマ「渡る世間は鬼ばかり」スペシャル版の一場面=TBS提供

 11年9月に大団円を迎えたTBSの人気ドラマシリーズ「渡る世間は鬼ばかり」が、昨秋のスペシャル版に続き、前・後編のスペシャルドラマとして放送されることが明らかになった。今回は、泉ピン子さん演じる母・五月と、えなりかずきさん演じる息子・眞の対立を中心に、前作から1年後の岡倉家が描かれる。前編は5月27日、後編は6月3日、それぞれ2時間スペシャルで放送される。

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 「渡る世間は鬼ばかり」は、橋田壽賀子さんが脚本を手がけ、90~11年に21年にわたって全500回540時間(単発も含む)放送されたホームドラマ。食事処「おかくら」を経営する岡倉大吉と5人の娘の物語で、泉さん、長山藍子さん、中田喜子さん、野村真美さん、藤田朋子さんの5人姉妹らおなじみのキャストが21年間演じ続け、幅広い世代から支持を得た。シリーズ途中で、岡倉夫妻役の藤岡琢也さんと山岡久乃さんが死去し、大吉役は宇津井健さんが引き継いだ。

 2回目のスペシャルドラマとなる今回は、前作から1年後が舞台。結婚して妻・貴子(清水由紀さん)の家で暮らしている眞が「幸楽」に顔を見せないことが心配で仕方ない五月はある日、眞と妻、体の不自由な義父が暮らすマンションを訪れると、エプロン姿の眞が現れショックを受ける。五月は、たまらず家事をしようとするが、余計なお世話だと眞に拒否される。しかし気が収まらない五月は、大量の料理を届けて親心を見せるが、「もう二度と出過ぎたことはやめてほしい」と眞が幸楽に乗り込んでくる。こじれた関係を貴子が修正しようと五月の誕生会をセッティングするが……というストーリー。5月27日と6月3日の午後9時~10時54分にTBS系で放送予定。(毎日新聞デジタル)

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