元サッカー日本代表の中田英寿さんが、6日に神戸空港(神戸市中央区)で開催された民間のアクロバット飛行チーム「ブライトリング・ジェットチーム」によるイベントにスペシャルゲストとして参加し、アクロバット飛行を初体験した。中田さんは「トップガンみたいでカッコよかったので、今度は自分で運転したい」とコメントを寄せている。
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ブライトリング・ジェットチームは、元フランス空軍の戦闘機パイロット出身者たちを中心に構成されたエアショーチームで、今回が日本初上陸。東日本大震災の被災地を回り、応援飛行を披露することが決まっており、「みんなで大空を見上げよう!プロジェクト」として、11日には福島県内12カ所を2時間にわたって飛行、12日は同県いわき市の小名浜港沖でアクロバット飛行を予定している。
中田さんはこれまで、サッカーのチャリティーマッチ開催や、被災地応援集会所の建設など、被災地支援を行っており、今回はブライトリング社の要望と被災地応援の趣旨に賛同。体験搭乗では、地上の5倍もの重力がかかるアクロバット飛行の最中もリラックスした雰囲気で、パイロットとの会話を楽しんだ様子だったという。
中田さんは「貴重な体験だったと思う。ぜひ福島での応援飛行で被災地へ元気を届けてほしい」とコメント。アクロバット飛行については「もう少し強いGがかかるかと思っていたが、パイロットが優しかったのか、思ったよりも平気だった。スピード感が好きなので、もっと激しいものも体験したかった」と感想を述べている。(毎日新聞デジタル)