コロッケ:現在の音楽とバラエティーに苦言

1 / 6

 ものまねタレントのコロッケさんが10日、東京都内で行われたCS放送「歌謡ポップスチャンネル」の新番組「歌謡パブ コロッケ~六本木で歌いまショー!~」の会見に第1回ゲストの研ナオコさんと登場。70~80年代の曲の魅力を聞かれたコロッケさんは、「単純でいえばわかりやすい、覚えやすい。歌声と曲が見事に合わさっている」と力説。「批判になっちゃうけど、今の歌はずっと聞いてないとわからない。大まかなこといって(メッセージが伝わらない)」と話し、「すごい時代ですよ。語っているわりには、その歌を(ものまねで)一番ひどくやっているけど」と自虐ネタで笑いを誘った。

ウナギノボリ

 また、過去の番組で芸能界の大御所のものまねをするとき、司会の研さんが先にフォローを入れてその場を和ませたというエピソードを明かしたコロッケさんは、「今の若い人たちは、そういうつながりをどう持っていいかわからない人が多い。受けようと思って揚げ足取ろうとしてこけたり、その人を呼び捨てして、自分はここにいるんだって(示そうとしたり)。バラエティーにしても歌にしても、方向がずれているような気がする」と苦言を呈した。

 「歌謡パブ コロッケ~六本木で歌いまショー!~」は、有名人が集まる架空の六本木のパブ「コロッケ」を舞台に、MCのコロッケさんが70~80年代に活躍した歌手をゲストに迎え、一緒に歌とトークを交えて当時を振り返る番組。7~9月限定の特別番組で、毎月第1、3金曜の午後10時から放送。7月5日スタート。(毎日新聞デジタル)

写真を見る全 6 枚

テレビ 最新記事