山田まりや:過去の闘病明かすも子育て順調アピール

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 タレントの山田まりやさんが19日、東京都内で行われた「IBDを理解する日」制定PRイベントに登場。IBDは、大腸や小腸に原因不明の炎症を起こす完治の難しい炎症性腸疾患の総称で、10年前に自身もIBDに似た症状に悩んだという山田さんは「精神的にも孤独だったし、いつ発病するかという恐怖もあった。一刻も早く病気の理解を深めてもらって、患者さんのストレスを軽くしたい」と呼びかけた。現在は症状も薄れたといい、「無事に出産もできた」と笑顔。「まだちっちゃいんですよ。(お母さんの)貫禄とかないんですよ。(子育ては)順調だと思います」と語った。

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 IBDは、原因不明のまま、慢性的に腸の炎症が起き、血便や下痢、腹痛、発熱、嘔吐(おうと)などの症状が出る完治の難しい炎症性腸疾患である「クローン病」と「潰瘍性大腸炎」という二つの疾患の総称。生まれつきの体質も関係し、10~20代などの若い年齢で病気が始まり、長期間続くとされる。

 原因不明の難病に、山田さんは出産時「すごく不安がありました。無事に産むことができましたけれど、お産の時にもいつ症状が出るか分からなくて、常に不安だった」と明かしたが、出産後は「今のところ普通のお母さん」と語った。子育てについて聞かれると、「順調だと思います。夜泣きしたりもしない、難しい子じゃなくて、朝から笑顔で起こしてくれる」といい、「うちの旦那さん、時間はたっぷりあるので、育児は参加してくれる」と笑顔で語った。

 イベントでは、当日19日を「IBDを理解する日」とする認定式を行ったほか、専門の医師がIBDについて説明するトークショーを行った。山田さんは、病気の体験談を語り、「患者さんの苦しみを、少しは分かるんで、力になっていきたい」と呼びかけていた。(毎日新聞デジタル)

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