AKB48総選挙:篠田麻里子 卒業について「あっちゃんに相談しようと思ったのに…」

「第5回AKB48選抜総選挙」で卒業を発表した篠田麻里子さん
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「第5回AKB48選抜総選挙」で卒業を発表した篠田麻里子さん

 人気アイドルグループ「AKB48」の32枚目のシングル(8月21日発売予定)を歌うメンバーを選ぶ「第5回AKB48選抜総選挙」の開票イベントが8日、日産スタジアム(横浜市港北区)で行われ、5位になったAKB48チームAの篠田麻里子さんはスピーチで突然、卒業を発表。イベント後、フジテレビの生中継に昨年卒業した前田敦子さんとともに出演した篠田さんは、「本当は1週間前に相談したかったんですけど……」と前田さんに卒業について相談を持ちかけようとしていたことを明かした。

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 篠田さんは「卒業の先輩として(前田さんに)聞いてもらいたいなと思ったら、いまニューヨークにいるから無理だって言われて、話を聞いてもらえなくて……」。それを聞いて前田さんは「いきなり連絡をもらって、『もしかして……』と言ったら、『違う』って。実際に会って話したかったみたいなんですけど、入れ違いで聞くことはできなかったんです」と答えた。

 スタジオにいる司会の宮根誠司さんから順位について聞かれた篠田さんは「満足というか、この年で5位という順位はすごくありがたいなと思いました」と答えた。なぜ今回のタイミングで卒業発表をしたのかと聞かれ、「去年、あの発言をしてから自分に対するプレッシャーでもあったし、後輩に対して活を入れたつもりだったんですけど、1年間後輩が期待以上に頑張ってる姿を見て、私が(AKB48を)出なきゃ始まらないかなと思って」と決意した経緯を説明した。宮根さんから「後輩に任せてもAKB48は大丈夫だという確信ができた?」と聞かれると、前田さんに「大丈夫だよね?」と呼びかけ、前田さんも「うん」と答えて笑い合っていた。

 前田さんは卒業をいつ聞いたかと聞かれ、「本当は教えてくれる予定だったんですけど、さっき海外から帰ってきたばっかりで直接会って話したいといわれたので、本当に卒業を発表したときに知りました。そうかなと思っていた部分もあったし、そういうメールもいただいていたので、でも、頑張ってほしいなとすごく思いましたね」と答えた。篠田さんは「今日悔しい思いをしている圏外のメンバーの気持ちよく分かるのでは?」と振られ、「私もファンの声でメンバー入りさせてもらって、去年『つぶすつもりで来てくださいって言ったんですけど、私も第1回の総選挙で第3位という順位をいただいたときに前田敦子、大島優子、そのあとということで知名度も上がりましたし、自分に対するチャンスでもあったし、いいきっかけになるんじゃないかな、総選挙はと思って。今回は指原が1位になりましたけれども飛躍の年になるんじゃないかなと思っています」と後輩たちに期待を寄せていた。

 宮根さんから「来月卒業は早すぎる」と言われると、篠田さんは「そうですね。ずっと福岡で卒業式はしたいなと思っていて、地元で錦を上げるじゃないけど、やっぱり地元の友だちとか、家族とかお世話になった方とかに最後見てもらいたいなと思いました」とその真意を語った。また、宮根さんが「去年は武道館で前田さんと大島さんが2人で抱き合ったのを見て泣いたのに今年は笑っちゃった。前田さんはどう思いました?」と振られると、前田さんは「私も涙は出てこなかったです」といい、篠田さんと2人で大笑いしていた。(毎日新聞デジタル)

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