映画「ムーラン・ルージュ」などで知られるバズ・ラーマン監督が、最新作「華麗なるギャツビー」のPRのため来日し、12日に東京都内で会見を行った。97年公開の「ロミオ+ジュリエット」以来、タッグを組む主演のレオナルド・ディカプリオさんについて「非常に知的だしカリスマ性もある。マスコミからいろいろ言われているが、やさしいし温かい人間。そこは出会ったときから変わっていない」と語った。
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「ロミオ+ジュリエット」の撮影当時、ディカプリオさんが用意された飛行機のチケットをビジネスクラスからエコノミークラスに変えてオーストラリアまで友人を大勢連れてきたというエピソードを明かし、「非常に友達思い。今もその仲間たちと友達なんですね」と絶賛。また「当時は19歳の才能あふれる若い男性でしたが、今は男です。そして対等のパートナー。深夜2~3時まで私と一緒にせりふを直したり、キャラクターを練ったり……そういうことができるようになりました」とその成長ぶりを語った。
映画は、過去に4度映像化された米作家のF・スコット・フィッツジェラルドの小説「グレード・ギャツビー」が原作。ディカプリオさん演じる謎めいた大富豪ジェイ・ギャツビーの秘密と、上流社会の女性・デイジーとの禁じられた恋が描かれる。14日から全国で公開予定。3D版も同時上映される。
この日の会見は、映画でディカプリオさんらが着用した衣装を展示する「『華麗なるギャツビー』世界展」の開幕を記念して伊勢丹新宿店本館(東京都新宿区)で行われた。同展は18日まで。(毎日新聞デジタル)
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