堤真一:劇中歌で歌手デビュー 福田監督は「下手」とばっさり

「俺はまだ本気出してないだけ」の初日舞台あいさつに登場した堤真一さん
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「俺はまだ本気出してないだけ」の初日舞台あいさつに登場した堤真一さん

 俳優の堤真一さんが15日、東京都内で行われた主演映画「俺はまだ本気出してないだけ」(福田雄一監督)の初日舞台あいさつに共演者らと登場した。堤さんが歌った劇中歌「俺の時代」が同日から「iTunes Store」で配信されていることが発表されると「本当に音痴でみんなでカラオケに行っても歌わないタイプなんですよ……」と苦笑気味。福田監督が追い討ちをかけるように「あんなもの配信していいのかなって思います。たぶんこんな下手な歌、配信する人は初めて」と笑うと、「……歌わせといて!」と恨み節だった。

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 会見では、16日の「父の日」にちなんで、「本気」と書かれた映画のロゴ入りパンツを出演者同士で贈り合った。また堤さん演じる主人公の幼なじみを演じた生瀬勝久さんは先日、「ベストファーザー賞」に選ばれたが、「自分の両親と隣人の夫婦だけが喜んでくれた」と語り、「次の日、ニュースになるかと思ったが、マイケル・ジャクソンの娘さんのニュースがあったために全く流れなかった」と嘆いていた。堤さんの娘役の橋本愛さん、父役の石橋蓮司さん、水野美紀さんも登場した。

 「俺はまだ本気出してないだけ」は、「月刊IKKI」(小学館)で連載された青野春秋さんの同名マンガが原作。マンガ家になる夢を追いかけるバツイチで子持ちの42歳のシズオ(堤さん)のさえない日常を描く。(毎日新聞デジタル)

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