女優の篠原涼子さんらを輩出したガールズグループ「東京パフォーマンスドール(TPD)」が17年ぶりにメンバーを一新して復活することになり、19日、東京都内で“新生”TPDが報道陣に初お披露目された。この日、篠原さんはビデオメッセージを寄せ、「写真を見せていただきましたが、皆さんチャーミングで顔がかわいい」と絶賛。「活躍を楽しみにしています。地道にがんばって」との大先輩からエールに目に潤ませたリーダーの高嶋菜七さん(16)は「日本はもちろん、世界でも通用するパフォーマンスグループになるように日々努力していきます!」と力強く宣言した。
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TPDは1990年にデビューし、篠原さん、穴井夕子さん、ヒップホップユニット「EAST END×YURI」の市井由理さんなどを輩出したグループで、東京・原宿のライブハウス「ルイード」を母会場に、ノンストップで歌とダンスを繰り広げるライブ「ダンスサミット」を毎週行うなど、プロのパフォーマンス集団として活動。結成2年で武道館 ライブを成功させ、翌年には横浜アリーナ(横浜市港北区)公演も成功させるなど、人気を博したが、96年のライブを最後に活動を休止した。
“新生TPD”のメンバーは、高嶋さんをはじめ、美波沙南さん(14)、小林晏夕さん(14)、上西星来さん(16)、浜崎香帆さん(16)、神宮沙紀さん(14)、橘二葉さん(14)、脇あかりさん(15)、櫻井紗季さん(16)、飯田桜子さん(15)の10人。TPDの精神を継承し、唯一無二のパフォーマンス集団となることを目標に掲げており、全国8800人から選ばれた平均年齢15歳の10人で構成された新人ガールズグループ。会見でそれぞれ自己紹介し、高嶋さんは「この中で一番涙もろいですが、リーダーなので頑張りたい」と抱負を語った。
活動の主体は、演劇とライブが融合した歌・ダンス・芝居で構成されたパフォーマンス公演「PLAY×LIVE」で、公演の中では「ダンスサミット」も復活するという。この日は、8月から14年6月まで「東京パフォーマンスドール PLAY×LIVE『1×0』」と題した連鎖公演を行うことや、TPD主演のレギュラー番組が地上波・BS・CS各波で10月からスタートすることも発表されたほか、「ダイヤモンドは傷つかない」「WEEKEND PARADISE」の2曲が披露された。(毎日新聞デジタル)