アイドルグループ「AKB48」がメインキャラクターを務める集英社文庫「ナツイチ」キャンペーンでメンバー85人が読書感想文を発表する課題図書が26日発表され、大島優子さんが田中慎弥さんの芥川賞受賞作「共喰い」を担当することが明らかになった。芥川賞受賞会見での「もらっといてやる」発言で話題を呼んだ田中さんは、大島さんの課題図書決定を受け「この本を読むのは恋愛禁止令を破るのと同じ一大事だ」とコメントを寄せている。
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大島さんのほか、 横山由依さんが映画化もされた朝井リョウさんの「桐島、部活やめるってよ」、島崎遥香さんが児童文学の名作「星の王子さま」、“センターバカ”として注目を集める川栄李奈さんが山口百恵さんの自叙伝「蒼い時」をそれぞれ担当。なおメンバーによる読書感想文は、7月13日からナツイチ特設サイトと、フジテレビが主催するイベント「お台場合衆国2013」のAKB48お台場りんかい学校特設ブース内で発表される。
「ナツイチ」は、1991年から「夏の一冊」としてスタートした毎年恒例の集英社文庫・夏のブックフェア。今年は15代目メインキャラクターのAKB48のメンバー85人が、対象85作品の中から、それぞれ違う作品を読んでキャンペーン期間中に読書感想文を書いて発表するほか、参加書店ではメインビジュアルを飾った7人や集英社文庫のキャラクター「はち」が登場する特製ブックカバーがプレゼントされる。6月26日から全国の参加書店(約5800店)でスタートし、9月下旬まで実施される。(毎日新聞デジタル)
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