俳優の大泉洋さんのエッセー「大泉エッセイ ～僕が綴った16年」（メディアファクトリー）の累計発行数が、4月19日の発売から2カ月で20万部を突破したことが25日、明らかになった。今年5月、累計発行数が15万部に到達した際「これは奇跡です」と驚きの声をあげつつも「次は20万部の奇跡を目指して頑張ります」と意気込んでいた大泉さんだが、その言葉通りに20万部突破も実現させた。

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　公式サイトでは、作家の朝井リョウさん、小路幸也さん、吉川トリコさん、映画監督の内田けんじさん、現代美術作家の村上隆さんらが寄せたコメントを掲載。また、大泉さんが本書に込めた思いなど約10分間にわたって語っている書店店頭用販促映像も公開された。

　「大泉エッセイ」は、北海道じゃらん（リクルート北海道）など雑誌3誌で97～05年に連載されたエッセーをまとめた書籍。大泉さんが人気番組「水曜どうでしょう」（北海道テレビ）の裏話や自身が所属する演劇ユニット「TEAM NACS」、家族などについてつづっている。「タッチ」などで知られる人気マンガ家・あだち充さんが初めて表紙の装画を手がけたことも、話題を呼んだ。全352ページで価格は1365円。

　大泉さんは、28日から世田谷パブリックシアター（東京都世田谷区）で行われる三谷幸喜さん演出の舞台「ドレッサー」に出演する。（毎日新聞デジタル）