夏帆:「ホラーセンス抜群」とJホラー先駆者が絶賛

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 女優の夏帆さんが3日、東京都内で行われた連続ドラマ「悪霊病棟」(TBS・MBS)の会見に出席。6月30日に22歳の誕生日を迎えた夏帆さんにスタッフから、サプライズでバースデーケーキが贈られた。Jホラーの先駆者と呼ばれる鶴田法男監督は「今日はホラー女優・夏帆の誕生日!」と笑顔で祝福し、「夏帆ちゃんはホラーセンスが抜群で、間の取り方とか人を脅かすタイミングがうまい! 面白い形で役を膨らませてくれて、怖いけど、愛嬌(あいきょう)のあるホラーになった!」と絶賛した。

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 ドラマは、町はずれの病院を舞台に、霊的能力を持つナースの周りで次々と怪奇現象が起こり、災厄の要因と疑われて窮地に陥る……という物語。夏帆さんは、霊的能力を持つナースの尾神瑠奈役で主演する。ホラープロジェクト原案としてお化け屋敷プロデューサーの五味弘文さんが参画し、映画「おろち」、テレビ「ほんとにあった怖い話」シリーズを手がけた鶴田監督を総監督にタッグを組む。一大ホラープロジェクト「黒い歯」として展開し、東京、大阪、名古屋で開催するお化け屋敷イベントと連動するほか、放送終了後、スマートフォン向け動画配信サービス「dビデオ powered by BeeTV」と「UULA」で見逃し配信を行い、連動した小説も刊行される。

 会見には、研修医役の大和田健介さん、鶴田監督、芝野昌之プロデューサーも出席。初のホラー作品で初のナース役と初めて尽くしの現場ということから、夏帆さんは「地上波の連続ドラマの主演はとても久しぶりで、なおかつ初めてのホラーですごくプレッシャーが強くて……」と心境を告白。台本を読んだときのことについて、「ハードルが高くて、しかも(ハードルが)たくさんあって、ひっくり返りそうになった」と表現した夏帆さんは「毎日が山場だったので、撮影が全部終わってすごい達成感。よく撮り切れたと充実感があります」と充実した表情を見せていた。

 また、怖いのが苦手でお化け屋敷などを避けてきたという夏帆さんは「ホラー作品の撮影現場って怖いことが起きるっていうけど、霊感全くなくて何もなかった」と告白。“恐怖体験”を期待していたという夏帆さんだったが、「こんなにホラーの現場って楽しいんだなと思った!」と現場を楽しんでいた様子だった。

 ドラマ「悪霊病棟」は全10回。18日からTBSで毎週木曜深夜0時58分、MBSで同0時59分に放送予定。(毎日新聞デジタル)

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