注目アニメ紹介:「<物語>シリーズセカンドシーズン」 西尾維新の人気小説 6作一気に映像化

アニメ「<物語>シリーズセカンドシーズン」のビジュアル(c)西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト
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アニメ「<物語>シリーズセカンドシーズン」のビジュアル(c)西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト

 少年少女たちの怪異にまつわるドラマを描いたアニメ「<物語>シリーズセカンドシーズン」が、6日深夜から順次放送される。原作は、西尾維新さんの人気小説シリーズで、既にテレビアニメ化された「化物語」「偽物語」「猫物語(黒)」と、劇場版アニメ化が予定されている「傷物語」(公開時期未定)の「ファーストシーズン」とつながる物語だ。

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 不死に近い体になってしまった少年・阿良々木暦(あららぎ・こよみ)の、2人の妹が怪異の事件に巻き込まれた夏休みが終わり、新学期の初日を迎えた。暦のクラスの委員長で優等生の羽川翼(はねかわ・つばさ)は、虎にまつわる怪異の後で家が全焼してしまう。行き場を失った翼は、学習塾の跡地などを転々とするが……という物語が描かれる。

 今回はシリーズのうち、「セカンドシーズン」に位置付けられる「猫物語(白)」「傾物語」「花物語」「囮物語」「鬼物語」「恋物語」の6作品のアニメ化で、2クール(半年)の放送を予定している。「ファーストシーズン」では、暦の一人称で語られてきたが、今回は各ヒロインの視点から進行する。他のアニメと異なる独特の映像演出や、テンポの良い濃密な会話で人気を博した同作だけに、今回もファンの注目を集めそうだ。

 暦は「夏目友人帳」シリーズの神谷浩史さん、羽川翼は「ペルソナ4」の堀江由衣さん。「化物語」や「ささみさん@がんばらない」のシャフトが担当する。放送はTOKYO MX、チバテレビほか。

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