テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ）」（大阪市此花区）の夏限定イベントが5日、スタートした。今年は夏の風物詩となった昼のイベント「ウォーター・サプライズ・パーティー」はもちろん、人気マンガ「ワンピース」をテーマにした「ワンピース・プレミア・サマー」はスペシャルショーやエリアショーのほか、期間限定レストランも1店舗増えるなどパワーアップ。さらに、フルハイビジョンの4倍の映像美を誇る「4K」を日本で初めて3Dアトラクションに搭載し、「4K3D」で生まれ変わった「NEW アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド 4K3D」も同日にオープンした。夏休みに向けて一層盛り上がるUSJの夏限定イベントを紹介する。（毎日新聞デジタル）
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大通りで1日2～3回、1回約20分間開催される「ウォーター・サプライズ・パーティー」は、USJの夏の風物詩となった水を使ったエンターテインメント。エルモをはじめとした「セサミストリート」のキャラクターやスヌーピー、ハローキティなどの人気キャラクターたちやダンサーが登場し、行進や観客参加のリンボーダンスで盛り上がったあと、観客を巻き込んでウオーターシューター（水鉄砲）やバケツでの容赦ない水の掛け合いが始まる。各所に設置されたウオーターキャノン（噴水大砲）からは、約60メートルの高さまで噴き上げられた水が雨のように大量に降ってくるため、楽しいのはもちろんだが防水対策も必要だ。
「ワンピース・プレミア・サマー」は、パーク内の「アミティ・ビレッジ」と「ジュラシック・パーク」エリアを「ワンピース・エリア」として、作品の世界観を体感できる企画を多数用意。USJ内のアトラクション「ウォーターワールド」で開催される「ワンピース・プレミアショー2013」（別途チケットが必要）のほか、観客参加型のイベント「海賊掃討作戦」など、クオリティーの高いショーが連日開催される。
期間限定レストランは、毎年予約殺到で話題を集める麦わらの一味のコック・サンジがプロデュースした「サンジの海賊レストラン」が、好評を受けてショーの開催数を大幅に増やし、今年もオープンした。仏料理ベースの「ワンピース」にまつわるメニューのほか、サンジやルフィ、ブルック、ナミ、ゾロが店内を練り歩き、一緒に記念撮影することも可能だ。さらに、予約なしで入れる「麦わらの一味の宴レストラン」が今年から新登場。メニューはもちろん、ファンなら一度は見たい“白ひげとエースのモニュメント”も、ここに展示されている。
19日からは、カプコンの大ヒットゲーム「バイオハザード」シリーズをテーマにした期間限定アトラクション「バイオハザード・ザ・リアル」（R12指定）もスタート。世界の軍隊で採用されているシューティングシステムを導入した重さ約700グラムのモデルガンを装備して、ウイルスの感染度合いを表すインジゲーターを持ち、限られた弾数でゾンビやクリーチャーと戦いながら、ラクーンシティ脱出を目指すというシューティング型サバイバルホラーが体験できる。
「ウォーター・サプライズ・パーティー」「ワンピース・プレミア・サマー」は9月8日まで。「バイオハザード・ザ・リアル」は、9月8日以降も、9月13日～11月10日まで、毎週金～月曜と祝日、ハロウィーンの10月31日の開催日限定でオープンする予定。
