注目アニメ紹介:「有頂天家族」 森見登美彦の小説が原作 京都を舞台にタヌキ一族が大暴れ

(C)森見登美彦・幻冬舎/「有頂天家族」製作委員会
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(C)森見登美彦・幻冬舎/「有頂天家族」製作委員会

 「太陽の塔」「四畳半神話大系」などで知られる森見登美彦さんの人気小説「有頂天家族」がテレビアニメ化され、7日から順次スタートする。京都を舞台にタヌキと天狗(てんぐ)と人間が入り乱れるコメディーで、マンガ「さよなら絶望先生」の久米田康治さんがキャラクター原案を手がけている。

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 京都の下鴨神社・糺(ただす)の森に暮らす、タヌキの名門である下鴨家。その三男・矢三郎は、今は亡き父の“阿呆の血”を色濃く受け継ぎ、“面白きことはよきことなり”をモットーに京都の街を駆け回っていた。女子高生に化けては隠居中の大天狗・赤玉先生の世話を焼き、天狗の神通力を得た人間の美女・弁天に振り回され、宿敵の夷川(えびすがわ)一族と空中戦を繰り広げたりと波乱万丈の生活を送る。そんなある日、下鴨家に絶体絶命の危機が襲いかかる。

 下鴨家は、生真面目だが土壇場では慌てふためく長男の矢一郎、カエルになって古井戸にこもる怠け者の次男・矢二郎、気が弱くてすぐタヌキの姿に戻る四男の矢四郎、そして宝塚歌劇をこよなく愛する母という個性的な顔ぶれ。その偉大なる父・総一郎は、何の前触れもなくタヌキ鍋にされてしまった。ピンチの中で下鴨一家の固いきずなが試される。また、父の真相も次第に明らかになっていく……。

 声優陣は、矢三郎は「コードギアス 反逆のルルーシュ」の櫻井孝宏さん、弁天は「君に届け」の能登麻美子さん。「Another」「花咲くいろは」のP.A.WORKSが制作する。放送はTOKYO MX、KBSほか。

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