マクロス:実物大バルキリーがみなとみらい駅に出現

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 1982~83年に放送された人気アニメ「超時空要塞マクロス」がWOWOWで放送されることを記念して、マクロスシリーズに登場する実物大の変形ロボット「VF-25 バルキリー」が9日、横浜高速鉄道のみなとみらい駅に展示された。昨年開催された「マクロス超時空展覧会」で公開されたのと同じもので、みなとみらい駅の改札階に設置され、行き交う人々の注目を集めていた。9月2日までの期間限定展示となる。

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 この日行われたお披露目セレモニーには多数の関係者が出席。WOWOWの牧野力編成局長は「どうですか、この空間にバルキリー。ぴったりはまっていると思います」と紹介し、横浜市文化観光局の小林仁さんは「アニメの実物大でいうとお台場のガンダムが有名だが、今日から横浜にはマクロスがある」とアピール。岸哲也みなとみらい駅長は「駅は見方によっては“要塞(ようさい)”に見えると思うので、楽しんでもらえれば」と呼びかけていた。会場には作品の登場キャラクターで、横浜出身という設定のリン・ミンメイのフィギュアも展示されている。

 「超時空要塞マクロス」は、ロボットに変形する戦闘機のアクションや歌、三角関係の恋愛をテーマにしたストーリーが人気を集め、「マクロス7」「マクロスF」などの続編が制作された。今回、WOWOWでは、「超時空要塞マクロス」の30周年を記念して、テレビアニメシリーズのハイビジョン版と劇場版「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」のハイビジョン版をテレビ初放送する。テレビシリーズは12~16日午後7時、9月8日午後3時半にWOWOWプライムで、劇場版は9月14日午後8時にWOWOWプライムで放送予定。

 また、東京・渋谷にあるコミュニケーションスペース「WOWOW渋谷ステーション」では、13日~9月29日に「マクロス」シリーズの魅力を伝える展示イベントも開催。パネルやジオラマ、プラモデルの展示に加え「超時空要塞マクロス」第1話の上映も行われる。(毎日新聞デジタル)

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