パトレイバー:実写版新ビジュアル公開 レイバー全身の実物サイズを忠実に再現か

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 2014年に実写化される「機動警察パトレイバー」の新ビジュアルが15日、台湾・台北で開催されている「台湾国際漫画博覧会」で公開された。新ビジュアルは、同会場の東北新社ブース壁面に掲示されたポスターと、会場限定で無料配布されているポストカードで公開され、それぞれCGとも実物とも取れる巨大なレイバーの全身と、一新されたタイトルロゴが映し出されている。

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 ポスターは、レイバーの整備中の一場面で、格納庫と思われる場所でのレイバーの全身と足元で作業する人物が数人映し出されており、約8mという原作の設定に忠実に再現されていることがうかがえる。ポストカードは、港から橋を眺めるレイバーのカットで、レイバーの斜め後ろからのビジュアルが確認できる。新ロゴには「THE NEXT GENERATION−PATLABOR−」と記されている。

 「機動警察パトレイバー」は、歩行式の作業機械「レイバー」が実用化された近未来を舞台に、レイバー犯罪に立ち向かう警視庁の特科車両2課中隊(特車2課)の活躍や泉野明ら隊員の日常を描いたSF作品。1988~94年にマンガ誌「週刊少年サンデー」(小学館)でゆうきまさみさんのマンガが連載され、89~90年にはテレビアニメも放送された。

 「機動警察パトレイバー」の実写化は、3月に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された「東京国際アニメフェア2013」で発表され、話題を呼んだ。また、同作のアニメシリーズを手がけた押井守監督が、実写化プロジェクトに参加することが、7月にパリで開催された「第14回ジャパンエキスポ」で明らかになっている。(毎日新聞デジタル)

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