人気アイドルグループ「AKB48」を8月28日に卒業した秋元才加さんが、卒業を前に米映画「スプリング・ブレイカーズ」のブルーレイ&DVD(ともに11月22日発売)で声優に初挑戦していたことが2日、明らかになった。日本語吹き替えの収録は卒業直前に行われ、秋元さんは「こうして新たなお仕事に挑戦できることは、とてもうれしいことだと思っています」とコメント。卒業後について「樹木希林さんのような女優を目指して、お芝居をどんどんやっていきたいです」と抱負を語った。
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映画「スプリング・ブレイカーズ」は、刺激を求める女子大生たちのリアルな姿を描いており、秋元さんは、新しいことには興味があるけどなかなか踏み出せないでいる内気な女子大生・フェイス役を演じた。「私も、見た目はグイグイ行くタイプだと思われがちなんですが、実際は石橋をたたいて渡るというか、興味のあることを行動に移すのが怖いと思ってしまうところがあるので……」と、共感する部分を語った。フェイスは映画では米人気若手女優のセレーナ・ゴメスさんが演じている。
また秋元さんは目標とする樹木さんについて「生き方がロックだと思います。女優さんとしてとても評価されているのに、CMでセーラー服を着たりする意外性もある」と語っており、「そういう振り幅のある女優さんになりたい。しっかりと実力をつけて、コメディーやコントやふざけることができるロックな女優さんになりたいです」と希望した。
物語は、刺激のない日常にうんざりしていた女子大生4人が、スプリング・ブレイク(春休み)を前に、フロリダ旅行に出かける計画を立て、その資金を強盗で調達しようと企てる。計画は成功し、待ちに待ったスプリング・ブレイクを満喫する彼女たちだが、“エイリアン”と名乗る謎の男と出会い、運命が変わってしまう……というストーリー。ゴメスさんのほかに、ヴァネッサ・ハジェンズさん、アシュレイ・ベンソンさん、レイチェル・コリンさんらが出演し、今年6月に公開された。(毎日新聞デジタル)
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