サザエさん:“長寿”アニメでギネス認定

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 今年で放送45年目を迎える国民的アニメ「サザエさん」(フジテレビ系)が、「最も長く放映されているテレビアニメ番組」としてギネス世界記録に認定されたことが5日、明らかになった。同日、東京都内で認定式が行われ、登壇したサザエさん役一筋の加藤みどりさんは「世界的な賞状なので、ドキドキしてます。45年間やってまいりましたが、日本中の皆さんが見てくださったことと、フジテレビが番組を守ってくれたことに、賞状を見ると胸がいっぱいになります」と喜び、「これからも一本一本放送を続けていきたい」と語った。

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 アニメは長谷川町子さんのマンガが原作。1969年10月にスタートし、今年の9月1日時点で2250回、約7000話を放送した長寿番組。視聴率がデータ化された80年以降の平均視聴率は22.9%(1日までの記録、ビデオリサーチ調べ)、最高視聴率は90年10月28日放送の36.4%となっている。今回のギネスは12日に発売される「ギネス世界記録2014」に掲載されるという。

 認定式にはギネスワールドレコーズ日本支社代表の小川エリカさんも出席。加藤さんはギネス世界認定に「これは大変なことになった」と感激の様子で、「(サザエさんを)続く限りやっていきたい」と生涯サザエさん宣言するも、「50年までできるかなと、私の中の賭けです」と話し笑わせた。

 同局は今秋、「サザエさん」放送45周年記念として、3本の特番を放送する「サザエさんウィーク」を実施することも発表。先日発表された長谷川さんの生涯を描いたドラマ「長谷川町子物語~サザエさんが生まれた日~(仮)」のほか、45年間で放送した約7000話を振り返る「アニメサザエさんの秘密徹底解明SP(仮)」、また女優の観月ありささんがサザエさんを演じる実写ドラマの第4弾「サザエさん アニメ&ドラマで2時間半SP」を放送予定。(毎日新聞デジタル)

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