“アジカン”の愛称で知られる4人組ロックバンド「ASIAN KUNG-FU GENERATION(アジアン・カンフー・ジェネレーション)」の初のヒストリーブックが9日発売された。2003年のメジャーデビューから10年間のバンド史を網羅する一冊で、表紙はイラストレーター・中村佑介さんによるアルバムジャケットのコラージュイラストになっている。
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「ASIAN KUNG-FU GENERATION THE MEMORIES 2003-2013」は、10年間の全活動をまとめた年表や全作品のディスコグラフィー、メンバーによる回顧録や制作秘話などで構成。全作品のジャケットを手がけてきた中村佑介さんによる未公開ラフデザインも初公開され、バンドと親交の深い「ストレイテナー」のホリエアツシさん、「the HIATUS」の細美武士さん、「フジファブリック」の金澤ダイスケさんによる、アジカンとの出会いや思い出話も収録されている。
A4判112ページで、価格は1200円。14、15日に横浜スタジアム(横浜市中区)で行われるデビュー10周年記念ライブでは、限定カバー付きで販売される。
ASIAN KUNG-FU GENERATIONは、ボーカル&ギターの後藤正文さん、ギター&ボーカルの喜多建介さん、ベース&ボーカルの山田貴洋さん、ドラムの伊地知潔さんで1996年に結成。03年にメジャーデビューを果たし、04年に2枚目のアルバム「ソルファ」がオリコン週間アルバムランキングで初登場1位を獲得。06年に映画「鉄コン筋クリート」の主題歌「或る街の群青」を書き下ろし話題を集めた。(毎日新聞デジタル)
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