風立ちぬ:興収100億円突破 「ポニョ」以来の5年ぶり快挙

「風立ちぬ」のメインビジュアル (C)2013 二馬力・GNDHDDTK
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「風立ちぬ」のメインビジュアル (C)2013 二馬力・GNDHDDTK

 スタジオジブリの宮崎駿監督の最新作「風立ちぬ」が11日に興行収入100億円が突破したことが12日、分かった。邦画では2008年7月公開された宮崎監督の「崖の上のポニョ」以来、5年ぶりの快挙で、洋画を合わせると2010年7月公開の「トイ・ストーリー3」以来の大記録となった。観客動員数は800万人を突破。

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 宮崎監督は、長編アニメ製作からの引退を発表したことも話題となり、最後の長編作品を見ようと観客が映画館に押し寄せているといい、興行収入155億円を突破した「崖の上のポニョ」を超えるヒットが期待される。

 「風立ちぬ」は、宮崎監督が雑誌「Model Graphix(モデルグラフィックス)」(大日本絵画)の09年4月号~10年1月号に連載したマンガを基に、堀越二郎という実在したゼロ戦の設計者の生涯と、結核の美少女が登場する堀辰雄の「風立ちぬ」をイメージして製作された。

 宮崎監督が引退会見を行った6日以降、7、8日の週末2日間の興収が前週比134.5%と異例の伸びを見せ、週末興行成績では7月20日の公開から8週連続1位を記録している。(毎日新聞デジタル)

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