注目の新譜:スピッツ「小さな生き物」 意外な一面も見せる3年ぶりのニューアルバム

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 人気バンド「スピッツ」が2010年発表の「とげまる」以来約3年ぶり、通算14枚目のオリジナルアルバム「小さな生き物」(ユニバーサル ミュージック)を11日に発表した。

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 今作には、今年5月に発表したシングルの「さらさら」と「僕はきっと旅に出る」のほか書き下ろしの新曲を収録。すべての作詞と作曲をボーカルの草野正宗さんが担当し、編曲とプロデュースはセルフプロデュースした一部の楽曲を除きスピッツと亀田誠治さんが共同で手がけている。アルバムの前半はゆったりした美しいメロディーを聴かせるいつものスピッツだが、アイリッシュパンクに通じる激しさの7曲目「野生のポルカ」からは、バンドサウンドのダイナミズムを生かした楽曲が続く。打ち込みとブーストしたシンセが鳴り響くスピッツ流ディスコミュージック「エンドロールには早すぎる」もあり、意外な一面を見せてくれる。

 アルバム「小さな生き物」は全13曲入り。「さらさら」「小さな生き物」「野生のポルカ」のミュージックビデオを収録したディスク2、3月20日に横浜BLITZ(横浜市西区)で行われたスペシャルライブの模様とライブ当日のメーキング映像を収めたディスク3が付くデラックスエディションは、ブルーレイディスク(BD)盤が6890円。DVD盤が5880円。デラックスエディションと同内容のミュージックビデオを収録したディスクが付く期間限定盤はBD盤が3980円、DVD盤が3480円。CDのみの通常盤は3059円。11月から来年5月まで予定されているコンサートツアー「SPITZ JAMBOREE TOUR 2013-2014“小さな生き物”」の会場とユニバーサル ミュージックのウェブサイトのみで販売するアナログ盤は3900円。デラックスエディションのCDとアナログ盤にはボーナストラック「エスペランサ」を追加収録している。(毎日新聞デジタル)

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