HoneyWorks:代表曲「スキキライ」が小説化

10月1日に発売される小説「スキキライ」のカバー illustration by Yamako (C)Crypton Future Media,INC.www.piapro.net piapro
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10月1日に発売される小説「スキキライ」のカバー illustration by Yamako (C)Crypton Future Media,INC.www.piapro.net piapro

 音声合成ソフト「ボーカロイド」で楽曲を制作するクリエーター・ユニット「HoneyWorks」(通称ハニワ)の代表曲「スキキライ」が、小説化されることがこのほど分かった。10月1日に角川ビーンズ文庫から発売予定で、価格は609円。恋に奥手な女子高生・音崎鈴(おとさき・りん)の初恋が描かれ、イラストはハニワのメンバー、ヤマコさんが担当している。

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 ハニワは、動画投稿サイト「ニコニコ動画」での総再生回数が2000万回を超える人気歌い手・Gomさんとベーシストのshitoさんが発足したクリエーター・ユニット。メンバーはGomさん、shitoさん、ヤマコさんの3人で、代表曲は「スキキライ」「初恋の絵本」「告白予行練習」など。

 小説版「スキキライ」は、地味で平和な学園生活を望む鈴が、軽音部のボーカルで“王子”と呼ばれる加賀美蓮(かがみ・れん)に全校生徒の前でいきなり告白をされる。さらに、鈴はなぜか軽音部に入部することになり、蓮の誘いで一緒にバンドを組むことになる……という展開で、ハニワの楽曲「スキキライ」と「泣キ虫カレシ」、さらに2曲の恋の結末ともいえる新曲「ハジマリノサヨナラ」を含む3曲をつなぐ鈴の初恋ストーリー。鈴、蓮のほかに、軽音部に所属する伝説の歌姫・未来(みく)も登場する。

 また、「スキキライ」「泣キ虫カレシ」「ハジマリノサヨナラ」の3曲を収録した限定CD付きセット(1100円)がアニメイトから発売される。(毎日新聞デジタル)

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