芦田愛菜:「お会いできてうれしい!」 クレヨンしんちゃんと初遭遇

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 人気子役の芦田愛菜ちゃんが21日、東京都内で行われた劇場版アニメ「怪盗グルーのミニオン危機一発」の初日舞台あいさつに、主役の声を担当した笑福亭鶴瓶さんらと登場。人気アニメ「クレヨンしんちゃん」で野原しんのすけの声を演じる声優の矢島晶子さんと、映画「ハリー・ポッター」シリーズでハーマイオニーの日本語吹き替えを担当する須藤祐実さんに初めて会ったという愛菜ちゃんが「大好きなので、お会いできてうれしかったです」と笑顔を見せると、矢島さんは「さっき握手したんですけど、小さくて柔らかくて可愛くて、連れて帰りたい!」としんちゃんの声で興奮気味に叫び、観客の笑いを誘った。

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 舞台あいさつには、愛菜ちゃん、鶴瓶さん、矢島さん、須藤さんのほか、怪盗グルーと恋に落ちる「反悪人同盟」の美人捜査官・ルーシー役の歌手の中島美嘉さん、怪盗グルーの敵エル・マッチョ役の中井貴一さん、エル・マッチョの息子、アントニオ役の声優・宮野真守さんが登場した。須藤さんは、初めて会った愛菜ちゃんや鶴瓶さん、中井さんについて「テレビで拝見しているので、初めて会った気がしない。ミーハーな気分で来ちゃいました」と大喜び。矢島さんは愛菜ちゃんの「うれしかった」という言葉に「ありがとう~。お上手ねえ~」としんちゃんの声のまま照れ、鶴瓶さんに「(しんちゃんの声で)こっちも感動するよね」と言われると、「この(しんちゃんの)方が楽なんですよ師匠~」と返して、会場を盛り上げた。

 一方、宮野さんは「自分の声優人生で、まさか中井貴一さんの息子になれるとは思いませんでした」と感激。吹き替え声優初挑戦の中井さんについては「声を聞いてびっくりしました。『これがパパか。アミーゴ!』と思いました。僕も気合を入れてプレイボーイの演技をさせていただきました」と興奮気味に語った。中井さんは「愛菜ちゃんくらい(の子)がやっているのかと思ったらこんなに大きい息子だったとは」と宮野さんの姿に驚き、声優については「鶴瓶さんがやっているのでできるかなと思って、この仕事をさせていただきました」と、ちゃめっ気たっぷりに答えて、鶴瓶さんは苦笑していた。

 「怪盗グルーのミニオン危機一発」は、2010年に公開された「怪盗グルーの月泥棒」の続編。怪盗グルーは孤児3姉妹を育てながらマイホームパパになろうと平和に暮らしていたが、ある日、超極秘組織「反悪人同盟」にスカウトされる……というストーリー。舞台あいさつには、約700人の観客が詰めかけた。(毎日新聞デジタル)

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