堀井雄二：ドラクエの人気クリエーター　還暦前に役者デビュー

　「ドラゴンクエスト」シリーズを手掛けるゲームクリエーターの堀井雄二さん（59）が役者デビューすることが明らかになった。10月12～14日に開かれる舞台「ねぇ、ヒルガオが咲いてるよ。」でゲスト出演する堀井さんは、「舞台は昔から好きで、他の役者さんと演じるのが楽しみ」と話しており、還暦を前にした人気クリエーターの挑戦は話題になりそうだ。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　「ねぇ、ヒルガオが咲いてるよ。」は、周囲に反対されながらも自分の気持ちに素直に生きる、不器用で真面目すぎる男の恋の物語で、劇団「ツラヌキ怪賊団」が上演する。演出を手掛けるIKKANさんから誘われたのがきっかけで、堀井さんが出演する舞台は池袋シアターグリーン（東京都豊島区）で上演され、12、13日の午後6時、14日は午後5時から登場する予定。チケットは当日4500円。

　堀井さんは、1954年兵庫県生まれ。早稲田大学第1文学部を卒業後、雑誌、新聞などのフリーライターを経て、81年エニックス主催の「ゲームプログラミンコンテスト」に入賞し、ゲーム制作者になる。86年に発売した「ドラゴンクエスト」が人気を博し、80年代後半はドラクエの新作が出ると店の前に長い列ができ、ゲームを手に入れるため学校を欠席する子供が出て問題になるほど空前のブームとなった。（毎日新聞デジタル）