東京・秋葉原などで中古ゲームやDVDを販売する「TRADER(トレーダー)」の家庭用ゲーム部門責任者を務める小林俊一さん。1日のうちに価格がめまぐるしく変動する激戦区を見つめる小林さんに、9~15日の集計を基に中古市場の今を振り返ってもらいます。
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人気シリーズの最新作「ポケットモンスターX・Y」(3DS、ポケモン)は予想通りの素晴らしい売れ行き。最終的にどちらも売り切れたのですが、アキバでは「ポケットモンスターY」から先に売れたようです。3DS本体も絶好調で、3DS LLは入手困難な状態に陥りました。
とはいえ、アキバの主役はZ指定タイトルで世界的ヒットシリーズの最新作「グランドセフトオート5」(PS3・Xbox360、ロックスターゲームス)か。すごい売れ行きで発売日は開店前から行列ができたほど。新型Vitaも好調で同時発売の「ダンガンロンパ 1・2 Reload」(スパイク・チュンソフト)をはじめ、Vitaタイトルもよかった。「ペルソナ4 ザ・ゴールデン」(アトラス)は、本体購入時の定番タイトルとなっているので中古の在庫がなくなってしまいました。
大商いとなった前週からの反動もあって、今週は一休みといったところ。「FIFA14 ワールドクラスサッカー」(PS3・Vita・PSP・Xbox360、エレクトロニック・アーツ)は、シリーズを重ねるごとに売り上げが上がっており、今回も期待したいですね。「BEYOND:Two Souls」(PS3、SCE)は、露出が目立たないのが不安材料。うまくすればロングセラーしている「ラストオブアス」(同)のようなスマッシュヒットも見込めそうなだけに、CMなどがほとんど見られないのはもったいないですね。
1位 ドラゴンズクラウン(PS3)
2位 ドラゴンズクラウン(Vita)
3位 フェアリーフェンサー エフ 限定版(PS3)
4位 無双OROCHI2 アルティメット(PS3)
5位 モンスターハンター4(3DS)
6位 討鬼伝(Vita)
7位 ダンガンロンパ 1・2 Reload(Vita)
8位 ペルソナ4 ザ・ゴールデン(Vita)
9位 逆転裁判5(3DS)
10位 英雄伝説 閃の軌跡(PS3)
小林俊一(こばやし・しゅんいち) 中古ゲームショップ「トレーダー」家庭用ゲーム部門責任者
中古専門店「トレーダー」設立時からの古参社員で、秋葉原・新宿店の家庭用ゲームすべての価格設定などを担当。ゲームの販売・仕入れ・卸などゲーム流通業界一筋で、趣味と経験を生かして、オールドゲームから海外ゲームまで精通している。
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