魔法少女まどか☆マギカ:嵐の夜の“最速上映”にファン700人超

劇場版アニメ「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語」の午前0時からの“最速上映”に集まったファンら=東京・新宿の新宿バルト9で2013年10月26日深夜撮影
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劇場版アニメ「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語」の午前0時からの“最速上映”に集まったファンら=東京・新宿の新宿バルト9で2013年10月26日深夜撮影

 人気アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」の劇場版アニメ第3弾「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語」が26日午前0時、全国25都道府県の映画館51館で一斉に“最速上映”された。東京・新宿の映画館・新宿バルト9では、台風27号の接近で強い雨が降り、劇場周辺は同作の“ワルプルギスの夜”のような様子だったが、700人以上のファンが詰めかけ、大いに盛り上がった。

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 新宿バルト9では約420人が新作を鑑賞。また、劇場ではパンフレットなどのグッズ販売も行われ、最速上映の来場者以外にも300人以上が列を作った。上映前には、カウントダウンイベントが行われ、主人公・鹿目まどか役の声優の悠木碧さんがサプライズゲストとして登場。悠木さんは、映画について「こんなの絶対おかしいよ!ってくらいすごい」とセリフを引用しながら話し「皆さんの熱意がうれしい」とファンに感謝の気持ちを伝えた。

 「魔法少女まどか☆マギカ」は、過酷な運命を背負う魔法少女らの姿を描いた作品で、2011年にテレビアニメが放送された。ほのぼのとしたタッチのキャラクターとは裏腹に、重厚な世界設定や、悲壮でドラマチックな展開が人気を集め、「第15回文化庁メディア芸術祭」アニメーション部門の大賞を受賞。2012年には、テレビシリーズ全12話を再編集した劇場版2作品が公開された。

 「[新編] 叛逆の物語」は、完全新作で、主人公・鹿目まどかがその身を賭して、すべての魔法少女たちを残酷な運命の連鎖から解き放った後、まどかが残した世界が舞台となる。続編にもかかわらず、舞台から消えたまどかと美樹さやかなどが登場することも話題になっている。(毎日新聞デジタル) 

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