NHK大河ドラマ「八重の桜」で主演を務める女優の綾瀬はるかさんが、次回作として映画「万能鑑定士Q −モナ・リザの瞳−」で難事件を解決する主人公の天才鑑定士・凜田莉子役を演じることが12日、明らかになった。莉子とともに事件の謎を追う雑誌編集者の小笠原役を綾瀬さんと初共演の松坂桃李さんが演じる。
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映画は、松岡圭祐さんの人気ミステリー「万能鑑定士Qの事件簿」シリーズ(角川文庫)の「万能鑑定士Qの事件簿9」が原作。パリ・ルーブル美術館の臨時学芸員に選ばれた莉子(綾瀬さん)と彼女を取材する小笠原(松坂さん)のコンビが、レオナルド・ダビンチの名画「モナ・リザ」に隠された謎や真贋(しんがん)に迫る……というストーリー。女優の初音映莉子さんや村上弘明さんらも共演する。
綾瀬さんは「莉子は、天真らんまんでとても心の優しい人。そして基本的には普通の女の子なので私もいつもの自分で撮影に入っています」と話し、「モナ・リザといえば、神秘的で何かある印象がありますよね。映画もご覧になる方々が、この先、どうなっていくのだろうと、どんどん引き込まれていくような、スケールの大きいミステリー作品になるよう頑張ります」と意気込んでいる。
監督を「GANTZ」シリーズや「図書館戦争」の佐藤信介さんが務め、撮影はパリでの大規模なロケも予定されている。2014年初夏に公開予定。(毎日新聞デジタル)
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